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高金利のメリットをなるべく長く享受するためには、低金利のときに流動性預金や短期の定期預金などに預けておいたお金を、長期の固定金利の貯蓄商品に振り向けるべきだろう。
変動金利の商品も適していない。
金利が7〜8%と絶対的に高い水準にあって、早晩低下することが見込まれるときには、とくにこうしたことがいえる。
最近では90年から91年にかけて、固定金利で最長10年まで預けられる定額郵便貯金や、金利局面と選ばれる金融商品かでている。
今回の不況からの脱却にはまだしばらく時間がかかり、回復のテンポも緩やかになる可能性が高いため、今の低金利はかなり長く続き、金利が上昇に転じたとしてもそのテンポはかなり緩やかなものになると考えられる。
こうした金利の動きのなかでの貯蓄の流れを具体的に考えてみよう。
まず、流動性の高い商品は全体としてかなり増加するだろう。
金利の設定次第で商品による差が大きくなるが、比較的金利の高い貯蓄預金とMMF、それに通常郵便貯金が残高を伸ばす可能性が高い。
1年以下の銀行のスーパー定期預金や割引金融債などの短期の貯蓄商品も人気を集めることが予想される。
中期貯蓄商品では、3年までの変動金利定期預金と2年物のビッグが有望である。
5年以上の貯蓄商品については、随時解約が可能な定額郵便貯金を除けば、概して低調にならざるをえないだろう。
今後の貯蓄の流れ5年物の利付金融債(ワイド)が人気を集めて急増したことがある。
90年から91年にかけて、バブル経済を鎮静化させるために金利が高い水準に維持された。
長信銀の個人向け5年物利付金融債(ワイド)の利回りや定額郵便貯金を10年間預け入れた場合の利回りは7〜9%台(複利計算)にも達して、異常ともいえる人気を集め、ワイドには約5兆円、定額貯金には約28兆円の預入れがあった。
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